フェラーリ 400iの歴史
フェラーリ 400iは、1970年代後半から1980年代初頭にかけてフェラーリが製造していたグランツーリスモモデルです。フェラーリらしいスポーティな走りだけでなく、快適性も高いことから、多くのファンを魅了しました。
400iの特徴
- エンジン: 4.8リッターV12エンジンを搭載。スムーズな加速と力強いトルクが特徴です。
- ボディ: エレガントなデザインで、長距離ドライブも快適に過ごせるよう設計されています。
- 燃料噴射システム: キャブレターからボッシュKジェトロニック型の機械式燃料噴射システムへと変更され、燃焼効率が向上し、排ガス規制にも対応しました。
歴史
400iは、1979年に発表された400の進化版として登場しました。400iの「i」はインジェクションを意味し、燃料噴射システムの採用が大きな特徴でした。
1979年: 400i発表。燃料噴射システムの採用により、性能と環境性能が向上しました。
1982年: リアサスペンションにガス式ダンパーが採用され、乗り心地が改善されました。
1985年: エンジン排気量が5.0リッターに拡大され、412へと進化しました。
400iの魅力
スポーティな走り: V12エンジンの力強い加速とシャープなハンドリングが魅力です。
ラグジュアリーな内装: 上質な素材と丁寧な作り込みが特徴で、長距離ドライブも快適に楽しめます。
希少性: 生産台数が限られていたため、中古車市場では希少価値が高く、コレクターからも人気があります。